頂部優勢を考える。

剪定の上達には、初めにリンゴの木がどのような成長するかを知らなければいけない。

そこで昔、木の成長を知るために、無剪定の木を考察したそうです。

無剪定樹は、幼木期、成木期と上へ上へと高さを求めやがて限界に達すると老木期、衰弱期と変化していきます。

人間も同じですよね。生まれたころは、何も分からず大きくなり、やがて大人になると自分で生きていると思う。そして老いてくると、生かされていることに気づくのです。

だから私たちりんご農家は、家計を支えてくれるりんごの木には、いつまでも長生きしてくれるよう剪定しています。

りんごの木も家族の一員ですから！